郵送買取という方法

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郵送買取という方法

皆さん、買取と聞いてイメージされるのは「出張買取」かと思います。
買取店のスタッフが厨房機器の設置してある店舗まで出向いて、査定金額を算出し、その金額に納得すれば機器を搬出する、という流れですね。

ただ買取方法は「出張買取」しかないわけではありません。他に「店頭買取」や「郵送買取」といった方法もあります。
「店頭買取」はお客様にて機器を店舗から買取店に持ち込んでもらう方法です。「郵送買取」も同様にお客様にて運送業者を手配していただき、買取店に機器を郵送してもらう方法です。

「店頭買取」にせよ「郵送買取」にせよ、ご自身の作業が発生するため、面倒くさい…といったマイナスのイメージをもたれるかと思います。
ただ、場合によってはこれらの方法の方が「出張買取」よりも高価買取できることもあります。

最も高い効果が見込まれるのは、お客様が地方に住まわれている場合です。
飲食店は関東、関西を中心とした大都市圏に集中していますので、必然的に買取店も大都市圏に集中します。
地方は飲食店の数が少ないため、買取店の数も少なくなります。
その結果、大都市圏では買取店間の競争が発生し、買取価格は高くなりますが、地方では競争が発生しないため、買取価格は安くなります。
地方の買取店は競合がいないため、お客様が厨房機器を自分のところに売るしか方法はないと思っています。そのため、はじめから買取価格をかなり抑えて提示します。そして実際にその価格で売らざるをえず、お金になっただけでいいか…と諦められるお客様が多数いらっしゃいます。

そういったお客様におすすめしているのが「郵送買取」です。多くの買取店では「郵送買取」も受け付けています。事前にメーカー・型番を伝え、できれば機器の写真データもメールで送付しておけば、買取店側で価格を付けることは十分可能です。地方のお客様でも大都市圏の買取店に査定を依頼すれば、適正な価格で買取してもらうことができるのです。

ただし、お客様の方で負担すべきことが2つあります。
1つ目は機器の搬出です。運送会社は通常軒先渡しといい、店舗の外に出された状態でないと、機器を受け取ってくれません。ですので、厨房機器の配線・配管をお客様自身で切り離し、店舗内から機器を搬出しなければなりません。さらに機器の汚れをある程度綺麗にしておかなければなりません。あまりに汚れがひどく、ドロドロ、ベタベタした状態だと運送を断れてしまうからです。

もう1つは運送料です。運送料はお客様負担となります。ただ、運送料を差っ引いても、提示される買取金額が高いため、郵送買取を選択した方が得になることもあるのです。

運送料はクロネコヤマトの「らくらく家財便」を参考にしてください。発送元、発送先、および機器の3辺合計がわかれば、金額は自動的に算出されます。

ただし、この「らくらく家財便」を利用するためにはいくつか条件があります。
重量は100キロまでを目安として考えてください。ですので、大型の冷凍冷蔵庫やコールドテーブルなどは利用できません。また、3辺の合計が450cmまでとなります。

ですので、「郵送買取」に向いている商品としては製氷機や業務用電子レンジなど小型・中型の厨房機器になります。あまり大きい機器になると、そもそも「らくらく家財便」が利用できなかったり、送料が高くつき、買取金額と相殺されてメリットが消失してしまいます。

いずれにせよ、「出張買取」以外にも方法があることを知っていただき、(特に地方在住の方は)「郵送買取」も検討されるとよいでしょう。

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